「売れている商品を見つけろといっても、どうやって見つければいいのだろう?」と悩んでいる人のために、現在進行形で売れている商品の見つけ方を紹介します。
専門家じゃない
わたしは過去にブレインダンプした結果、『離婚』というジャンルで情報発信しようと決意したことがあります。
実際の情報発信してみると、自分はそのジャンルに詳しいと思っていたのに知らない情報がたくさん見つかって、情報発信すること自体も楽しかったのですが、ひとつだけ問題がありました。
それはわたしが「離婚の専門家ではない」ということでした。わたしは弁護士でもないし、司法書士でもないし、離婚カウンセラーでもなかったのです。
しかしわたしはTTPの精神を貫くことで、『離婚』というそれまでの人生でビジネスにしていこなかったジャンルからマネタイズすることに成功しました。
具体例がないとわかりずらいと思うので、過去にわたしが経験したことの一端をあなたに共有したいと思います。
復習:ニッチ
詳しく説明する前に、Module3で解説した『ニッチ』の概念についておさらいしておきたいと思います。

ニッチとは、アイディアと切り口の交わる領域です。ニッチの概念はとてもシンプルでありながら、応用範囲が広い概念ですから、情報発信するときはいつも頭の片隅に入れておくといいでしょう。
さて、今回の講義では『離婚問題』というアイディアに、さまざまな切り口を組み合わせることで、さまざまなニッチがあることを示したいと思います。
具体例:離婚の場合
離婚に関する基本的な書籍を1冊読めば、以下のような切り口があることはすぐにわかります。

ここで問題となるのは、どのニッチにどのような商品があるのか?(もしくはないのか?)という点です。
商品・サービスの探し方
早速、どのような商品・サービスがあるのか確認していきましょう。
方法その#1)書籍から探る
あなたが挑戦する分野ですでに有名な人は、すでに本を出版している可能性があります。そこでAmazonで『離婚』と調べてみましょう。
参考 商品検索Amazonジャパンすると、さまざまな立場の人が、さまざまな切り口で書籍を出版していることがわかります。ここで注目するのは、『著者名』です。なぜならば、本を出版する目的が「見込み客の獲得」というケースがかなりあるからです。
離婚本の著者名に着目してAmazonを眺めていると、『岡野あつこ』さんという女性の離婚カウンセラーの名前が多く登場することに気づくと思います。おそらく離婚問題で悩んでいる人も同様に『岡野あつこ』さんの著書を発見する可能性が高いでしょう。
そこで今度は、『岡野あつこ』さんの公式ホームページがないかチェックしてみることにします。すると、以下のようなウェブサイトにたどり着きます。
参考 女の幸せ成功塾岡野あつこそして上記のアメブロブログをチェックしてみると、『離婚相談救急隊』、『離婚カウンセラー育成講座』、『離婚修復相談所』などを運営していることがわかります。
試しに『離婚相談救急隊』というサービスをチェックすると、「離婚大全集」という情報商材を発見することができました。
情報商材を売買するプラットフォームに、『インフォトップ』というサービスがあるのですが、インフォトップ上で「離婚大全集」というサービスが取り扱われているかチェックしてみることにします。
インフォトップにログインして「岡野あつこ」と検索してみます。
すると、以下のような検索結果が得られます。

インフォトップは、商品販売者(岡野あつこ)、購入者、アフィリエイター(商品を紹介する人)をつなぐプラットフォームですから、インフォトップにアフィリエイター登録すると、さらに詳しい情報を確認することができます。
アフィリエイトとは、ブログなどで広告主のサイトに誘導し、その商品が成約(購入、資料請求 等)したら成果が発生する仕組みのことです。

インフォトップにアフィリエイターとして登録すると、インフォトップが取り扱っている商品のさらに詳しい情報(成果報酬等)を得ることができます。
さきほどは、購入者の立場で『岡野あつこ』と検索しましたが、今回はアフィリエイターの立場として商品を検索するために、インフォトップにアフィリエイターとしてログインします。

アフィリエイターとしてログインした後に、『岡野あつこ』と検索してみます。

すると岡野あつこさんの商品の情報を閲覧することができます。

EPC19円、購入率0.49%という数字を確認することができます。
EPCとは、広告1クリックあたりの収益(稼げる金額)のことです。
離婚大全集という教材の場合、アフィリエイト報酬が3,960円ですから、アフィリエイト報酬額に購入率0.49%をかけるとEPCを算出することができます。(3,960円 × 0.0049 = 19.404円)
離婚大全集という岡野あつこさんの教材に興味がありそうな人に紹介すると、1,000人中4.9人が購入する(1クリック当たり19円)という意味です。
ここで疑問になるのは、EPC19円、購入率0.49%という数字が優秀な数字なのかどうかと思いますので、インフォトップで取り扱っている離婚関連教材について調べてみることにしましょう。
方法その#2)ASPから調べる
さきほど紹介したインフォトップのように、『販売者』、『アフィリエイター』、『消費者』をつなぐサービスのことをASP(アフィリエイト・サービス・プロバイダー)といいます。
情報商材(情報を、PDFファイル、音声、DVDなどにまとめた商品)の販売について、日本で有名なのはインフォトップですが、物販やその他サービスの提供についてもたくさんのASPがしのぎを削っています。
先ほど紹介したASP以外にも多数のAPSがありますが、いずれのAPSでも会員登録をすると、キーワードで商品を検索することで、どのような商品が売れているのかチェックすることができます。
例えば、売れている商品をランキング形式で発表しているASPも珍しくありません。
参考 プログラム選びのヒントA8.netさて、話を戻します。今回の講義では、岡野あつこさんの離婚大全集について調べていましたので、インフォトップのキーワード検索を利用して、類似商品の情報を仕入れたいと思います。

検索した結果、39件の商品がヒットしました。そこで検索結果をEPCの高い順に並び変えると、以下のような結果になります。

上記画像では文字が小さくて見えずらいと思うので、いかに主要な情報を書き起こしておきます。
- 妻に許してもらい離婚を回避する方法(ECP:107)
- たった5つのステップでセックスレス解消(ECP:97)
- 夫との離婚を回避して、元通りに修復する方法(ECP:80)
ここで明らかになったのは、売れている商品の切り口は「離婚したい」ではなく、「離婚を回避したい」であることがわかりました。この時点で「離婚情報を発信するなら、離婚したい方に向けて有益な情報を発信すればいい」という固定観念に縛られることがなくなったというわけです。
奥さんや旦那さんに「離婚しよう。」と離婚を切り出されてしまって困惑している人の状況や、子どもが欲しかったり新婚間もないのにセックスレスになってしまって悩んでいる方の状況を想像し、その苦しみを想像してみることが重要となります。
さて、この時点ではまだ3つの商品しか見つかっていませんから、さらにリサーチを進めたいと思います。
方法その#3)広告出稿から調べる
検索エンジンで何かを検索すると、たくさんの広告が表示されます。例えば「離婚 財産分与」とGoogleで検索すると、以下のような結果が得られます。

なぜ?広告に注目するかというと、その理由はシンプルです。ズバリ答えは「広告を出稿する時点で、儲かっている可能性が高いから。」です。
「広告を出稿して赤字」という可能性も無きにしも非ずですが、出稿した広告が赤字の場合、一定期間経過したら配信を止めるの合理的な判断というものでしょう。
ちなみにGoogleに広告を出稿する場合、検索結果の上位に広告を表示しようと思うほど高い広告費を支払う覚悟が必要になります。裏を返せば、上位に表示されている広告は「儲けている可能性が高い」と判断してもあながち間違ってはいないということです。
では実際に、先ほど紹介した広告が、どのようなウェブページであるかチェックしてみたいと思います。
上記ページを見てみると、要するに「あなたのマイホームを無料で査定しませんか?」という提案であることがわかります。
この時点で「不動産価値を査定する」という新しいニッチがあることを発見することができたので、『不動産 査定』というキーワードで検索してみます。

『不動産 査定』で検索すると、広告が4件も出稿されており、(上記画像にはありませんが)検索結果の下の方にも多数広告が出稿されていることが確認できます。
たくさんの広告主が広告を出稿しているということは、『儲かる』ということを意味していますから、期待に胸を膨らませながら更に調査を進めることにします。
実際に広告をチェックしてみると、「三井のリハウス」、「野村不動産アーバンネット」などの知名度の高い企業が直接広告を出稿していることが確認できます。
アフィリエイターに頼らず広告を出稿している企業も多いのですが、アフィリエイターの立場で『不動産査定』の案件を紹介しているウェブサイト運営者がいないか地道に検索結果を見てみると、2頁目(検索結果10位以降)に『不動産売却の教科書』というウェブサイトを発見しました。
そして上記記事を読めば、以下4つの不動産査定サービスの存在を把握することができます。
- イエウール
- すまいValue
- ソニー不動産
- HOME4U
ここで着目すべきは、「不動産売却の教科書」から、不動産査定サービスに遷移する時のURLです。
なぜ?URLに着目するかというと、アフィリエイトするときのURLは、アフィリエイターが登録するASPとアフィリエイター個人に固有なものだからです。
つまり「不動産売却の教科書」に貼られているURLをチェックすれば、ウェブサイト運営者がどこのASPに登録した上で不動産査定サービスの案件を取り扱っているのかチェックすることができるというわけです。
実際に、「不動産売却の教科書」にある「イエウール」の記載にマウスを合わせた状態で、マウスを右クリックして「リンクのアドレスをコピー」してみます。

そしてコピーしたリンクのアドレスを貼り付けると、「https://www.rentracks.jp/adx/r.html?idx=0.25568.212021.761.1272&dna=19286」という文字列を確認することができます。
実は上記アドレスのうち、赤字部分が『ASP』を示すものであり、青字部分が「案件」および「アフィリエイター」に割り振られた数字です。
このように「ASP」、「案件」、「アフィリエイター」の情報が「/」(スラッシュ)で区切られたURLのパターンが多いので、この機会に覚えておきましょう。
さて、次に確認すべきことは「https://www.rentracks.jp/」がどこのASPのものか?という点です。Google等の検索エンジンで「https://www.rentracks.jp/」を検索すると、『レントラックス』という東証マザーズに上場した企業が運営しているASPであることがわかります。
今紹介した「イエウール」のURLを手掛かりに、ASP情報を調べるという作業を、「すまいValue」、「ソニー不動産」、「HOME4U」についても行うと、以下のような結果が得られます。
現時点では、レントラックスと、SCANという2つのASPに登録すれば「不動産売却の教科書」というウェブサイト運営者が取り扱っている案件と同じ案件を取り扱うことができることがわかりました。
早速レントラックスとSCANに登録して、各案件の「成果報酬額」などについての情報を収集したいところですが、ここで問題にぶち当たります。その問題とは、レントラックスとSCANはいずれも「クローズドASP」であるということです。
クローズドASPとは、一部のアフィリエイターにしか解放されていない会員制のASPのことです。
実際に、SCANの登録申請ページをチェックすると「後日、審査結果をEメールにてご連絡させていただきます。」と記載がありますし、レントラックスの場合はGoogleで検索しても登録ページすら見つかりません。
参考 SCAN申し込みページSCAN不動産査定という切り口は、初心者には少しハードルが高い切り口のようなので、情報発信で何かしらの実績を出してから再挑戦するという手もあります。
とはいえ実績を出すまで待つ時間がモッタイナイですから、「次善策」についても検討することにしましょう。一般公開されているASP(先ほど紹介済)のなかから、離婚問題に関連付けできそうな案件がないか探してみることにします。
例えば、A8.net(エーハチネット)というASPに登録し『不動産』というキーワードで案件を探して見ると、以下のようなピッタリな案件を発見することができます。
ノムコムの不動産査定の報酬は10,000円です。
参考 不動産の無料査定ならノムコムnomu.comまた離婚・住宅ローン対策センターの案件の報酬も、2,000円~60,000円と高額な設定になっています。
参考 離婚・住宅ローン対策センターJMPP方法その#4)日常生活で探す
日常生活のなかで、商品・サービスに出会う機会はたくさんあると思います。
テレビや雑誌で芸能人が紹介している商品は、高い確率で売れているか売れる可能性が高いでしょう。またFacebookなどのSNSや、ニュースアプリなどを視聴している時ですら、何かしらの広告は容赦なく配信されますので、目を光らせておきましょう。
さらに最近では、個人が商品・サービスを出品するサービス・アプリも定着していますから、そのようなサービスのなかで、どのような商品が売れているか調査してみるのもいいでしょう。
例えば、『BASE』という元・SMAPの香取慎吾さんがイメージキャラクターになっているアプリサービスや、スキルのフリーマーケット『ココナラ』などのウェブサービスもチェックすることをおススメします。きっと新しい発見があろうかと思います。
参考 ネットショップ開設実績No.1BASE 参考 みんなの得意を売り買いココナラ最後に
今回の講義では、現在進行形で売れている商品の調べ方について解説しました。
今回の講義で強調しておきたいことは、「売れている商品・サービス」は考えるものではなく「探すものである」ということです。
おそらく「離婚」分野において商品を探さなければ、「弁護士への離婚相談」という商品・サービスしか思いつかず、売れている商品・サービスを見過ごすハメになっていたことでしょう。
あなたがこれから参入するニッチがどのようなものであれ、今回の講義で解説した商品を探すノウハウは重宝するだろうと思います。
是非とも今回の講義で紹介したことを参考にして、あなたがこれから参入するジャンルで魅力的な切り口がないか調査することをおススメします。
さて、次回は「売れている商品の魅力をあぶり出す方法」について解説します。お楽しみに!
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