ジリ貧経営者・ウハウハ経営者の差とは?

経営コンサルタントであり教育家である大前研一先生曰く、日本は『低欲望社会』から抜け出せていないそうです。

日本にはお金は余っているし、生産力にも余力があります。それにもかかわらず、不況から抜け出せません。

なぜ?お金をもっている消費者ですら、お金を使わないのでしょうか?

消費者がお金を使わないさまざまな理由を、さまざまな立場の人が分析・検証しています。例えば『将来に不安があるから、日本人はお金を使わないのだ。』等、日本人の心理的な部分に問題があると指摘している専門家を、あなたも一度ぐらいテレビで目にしたことがあるのではないでしょうか?

しかしわたしは日本が低欲望社会になっている根本的な理由は、心理的な問題だけではないと思います。日本が不況から抜け出せない理由はズバリ「昔に比べたら、どうしても欲しいものがないから。」です。

三種の神器

昭和の時代の日本人には、どうしても欲しいものがたくさんありました。車にもランクというものが存在し、トヨタ車の愛好家であれば『パブリカ』の次は『カローラ』、『カローラ』の次は、『コロナ』、『マークⅡ』、『クラウン』といって少しずつステップアップするのが自然でした。

つまり昭和の時代は、『これを買わないと中流家庭じゃない』という強迫観念のようなものに、消費および経済が支えられていたのです。

しかし平成の時代になると、消費財を自宅に押し込めることが難しくなりました。テレビもあるし、洗濯機も冷蔵庫もあるのが当たり前になると、なくては不便なものはあれど、「どうしても欲しいもの」が少なくなってきたのです。

また阪神大震災、東日本大震災、平成30年7月豪雨などにより、マイホームが一夜にして壊滅する悲惨な状況を目の当たりにした日本人の若者のなかには、金利が歴史上例がないほどに低下している状況になっても、『車もいらないしマイホームもいらない』というメンタリティーの人もあらわれはじめました。

『買えない悔しさをバネに頑張る』という昭和のメンタリティーが失われた現在、ヒット商品を連発して儲けている会社と、ジリ貧で廃業寸前の企業との格差も激しくなっています。

以上、かなりの急ぎ足で、昭和と平成の時代を振り返りました。あなたに理解してほしいのは、『質のいいものを提供すれば売れる時代は終わった』ということです。

ですからこれからの時代は、消費者がワクワクするようなお金の使い道を創るのが起業家、社長、そして情報発信者の役割でもあります。

しかし『消費者がワクワクするお金の使い道を創る』という本質的な部分は、多くの情報発信者の盲点になっていることも多いのです。その証拠に、、、、

ジリ貧経営者の暴走

自信満々で商品・サービスを送り出している経営者は、商品が売れないと「このままだと倒産してしまう!」とかなり焦ります。

そして焦った経営者の多くは「集客」や「マーケティング」の改善に着手するのですが、実はそういった発想こそが落とし穴につながっているのです。

実はわたしも「集客を頑張れば成功するはず。」、「マーケティングを頑張れば成功するはず。」と勘違いしていた時代があったのですが、完全なる勘違いだと気づくのに時間はかかりませんでした。

まずブログでの集客に力を入れて60万PVものアクセスを確保しましたが、集客をお金に変えることがほとんどできませんでした。そこで次は「マーケティングに力を入れよう」と決意し、メールマガジンを発行することにしたのです。

メールマガジンを発行した結果、ポツンポツンと商品は売れていったのですが、肝心かなめの商品の質が低くかったので、せっかく獲得した顧客から返金を求められてしまうこともしばしばありました。

以上のような経験をしてわたしは思い知ったのです。「ああそうか。商品は売上を確保するためにあるのではない。顧客を獲得するためにあるのだ。」と。

つまり『販売するために売る』のではなく、『見込み客を顧客にするために売る』という発想の転換が重要だということを伝えたかったのです。

ではどんな商品であれば、見込み客は顧客になってくれるのでしょうか?ズバリ答えは「顧客を虜にする商品」です。(よね?)

では「顧客を虜にする商品」とは、どういったものなのでしょうか?どのような条件を満たしていれば、『売ってください』と顧客からお願いされるようになるのでしょうか?

ウハウハ経営者の喜び

少し想像してみてください。もし顧客から『売ってください』とお願いされたらどんな気持ちになりますか?

それはもう「嬉しい」ですよね?なぜならば、セールス(売り込み)やマーケティング(セールスを不要にする活動)に過剰な労力を割く必要がなくなるのですから。。。

情報発信によりこれからビジネスをスタートさせるという場合、ほとんどの場合「あなた一人」でビジネスをスタートさせることになると思います。

そしてビジネスをはじめると『一人でできることなんて、それほど多くない』ことを思い知るでしょう。おそらく1日20時間働いても、集客、セールス、マーケティング、商品開発のすべてを一人でこなすことはできないはずです。(その他雑務も大変!)

だからこそ、『商品』にはこだわるべきなのです。セールスしないと売れない商品、マーケティングをしないと売れない商品ではなく、『売ってください』と見込み客からお願いされる商品を取り扱うことが情報発信で早く成功する秘訣だというわけです。

最後に

見込み客から「売ってください。」とお願いされる商品をつくっている企業は大成功し、セールスやマーケティング活動の負担の大きい企業は苦戦を強いられています。

あなたには苦戦をせずに成功してほしいと思っています。ですから、次回は売れる商品の創り方を伝授したいと思います。お楽しみに!

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「売ってください。」とお願いされる商品

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頑張らずに売れる商品の選定