理念とは?(実例)

前回の講義では「なぜ?情報発信するのか?」という、「理念」をきちんと読者(見込み客)に伝えることの重要性について解説しました。

あなたの理念に共感するからこそ、読者はあなたからの情報を受け取ろうと思うし、あなたから紹介された商品・サービスを購入してくれるのです。

わたしがそういうと「八方美人」を目指してしまう人も多いのですが、八方美人で許されるのは世界や日本を代表する大きな存在だけです。(大企業や国民的アイドル)

あなたが世に名の知られた大きな存在でないかぎり、むしろ「アンチ」(あなたを批判する人)を生み出しつもりで理念を「本音」で語りましょう。

本音を語れば必ずあなたに反発する人が生まれますし、メルマガを発行すればメルマガを解除されることもあるでしょうが、それでいいのです。

とはいえ「理念」というものがまだよくわかっていない人も多いでしょうから、わたしが情報発信する上で心がけている「理念」を参考にして、理念についての理解をもう少し深めていただこうと思います。

わたしの場合

わたしは「社会はクソである」と断言していますし、社会がクソである以上、社会を前提として成立するあらゆる制度に過剰適応すると「クソ野郎」になることも断言しています。

例えば会社に忠誠心を尽すという名目で、倫理的には許されないような行動をしても「それが仕事ですから」と開き直る「クソ野郎」はたくさんいます。

また法律は基本的に「●●はしてはいけない」というルールについて定めたものです。しかし「●●をしなければそれ以外はなんでもやっていい」と解釈するのも「クソ野郎」の典型例だったりします。

もちろん「お金(資本主義)」、「法律(婚姻制度や民主主義 等)」、「人間関係」などの社会を成り立たせる制度が廃止されたら大規模定住社会は成立しません。ですから、それらの制度をすべて廃止することはできません。

だからこそ「クソ野郎」にならないために、せめて「本音」と「建前」をちゃんと使い分けたほうがいい、それがクソ社会をサバイバルする秘訣であることをメルマガ・ブログなどで伝えてきました。

「世界」はそもそも「カオス(混乱)」なのです。ですから世界の上に成り立つ社会は、そもそも「カオスの世界に奇跡的に存在するオアシス」なのです。

いつ消滅するかわからないオアシスを「永遠に続くもの」だと勘違いするからこそ、世の中に存在する理不尽や不条理に耐えられなくなるのです。

そう。この世はそもそもそうなっているのです。

例えば『博学の王』といわれた小室直樹先生は、日本人が空気のように認識してしまっている民主主義を「憂曇華(うどんげ)の花」と表現しました。優曇華の花とは、3000年に1度花が咲く伝説上の植物のことです。民主主義はむしろ人類の歴史上、珍しいということです。

そう。この社会で当たり前に存在するものは、当たり前でも真実でもなく、むしろ『幻想』なのです。

「国民国家」という概念だって幻想です。見ず知らずの日本人全員を『仲間』だと信じるから国民国家は存在できるわけです。

「資本主義」に結びつけられた「幸福」の概念だって幻想です。お金に価値があると信じるからみんな頑張って働くわけです。

「結婚」と結びつけられた「幸せ」だって幻想です。結婚すれば幸せになれると信じるから、婚姻制度に縛られて苦悩するわけです。

そのほか、たくさんの幻想が社会を覆いつくしています。だからこそ、幻想は幻想でしかないと割り切ったうえで、そもそも最初から理不尽があちらこちらに転がっている「世界」をサバイバルしましょうよ。。。というのがわたしからの提案であり信念だというわけです。

安心安全な社会なんてものは幻想でしかありません。その証拠に理不尽はある日突然わたしたちを襲います。刃物を振り回す危ないやつがいたり、赤信号を無視して車がツッコんでくることもあります。

どれだけ完璧のように見える社会があったとしても、それは「かさぶた」のようなものです。何かの拍子でかさぶたが剥がれたら、、、、、血肉(カオス:混乱)が顔を出すのです。

あなたの場合

わたしの場合、ライフコーチという肩書で情報を発信しているので、理念で言及する範囲が「社会」や「世界」という大きなものになってしまっていますが、あなたの発信するジャンルにおいても考え方は一緒です。

例えばあなたの情報発信分野が「ダイエット」だとします。ダイエットにおける信念とは例えば「楽して痩せるよりも頑張って痩せる方が簡単」です。

実際に人気トレーナーAYAさんは、芸能人を指導する某テレビ番組の企画のなかで「とりあえず、楽してナンチャラという考え方は全部捨ててもらえますか!!」と厳しい口調で激を飛ばしていました。

つまり「理念」とは言葉を変えれば、「問題解決する上で絶対に曲げられない重要な価値観」なのです。

わたしの場合、解決したい問題は「幸せになれない」でした。そのための理念が「社会の幻想から目を覚ませ!その上で幻想を生きろ!」でした。

先ほどのダイエットの場合、解決したい問題は「痩せられない」でした。そのための理念が「楽して痩せることを諦めて、頑張って痩せる。」でした。

あなたが情報を発信する上で「解決したい問題」はなんでしょうか?そしてその問題を解決する上で、読者に絶対に受け入れてほしい価値観はなんでしょうか?それがあなたの「理念」になります。

理念は気軽に変えられるようなものではありません。

もしわたしが「法律を守ってマジメに頑張れば幸せになれる。」と主張したらどうでしょうか?きっとあなたは「主張が変化していないか?どうしたんだろう?」と疑問に思うでしょう。

また人気トレーナーAYAさんが「ジムで運動しなくてもサプリを飲めば痩せる」と主張しはじめたら、「信念を曲げてまでサプリを売ろうとしてないか?」とガッカリするでしょう。

最後に

あるバーのマスターは、こんなことをツイートしていました。

このツイートをしたバーのマスターにとっては「バーの心意気をわからない人はお客様ではない」のです。

あなたにとっての理念はなんでしょうか?そう簡単に曲げられない価値観、その価値観に沿わない読者であれば読者ではないと断言できる価値観はどのようなものでしょうか?

とはいえ、このツイートをしたマスターには賛否がありました。つまり『伝え方』も重要だということです。少なくとも理解しがたい理念ほど「伝え方」が重要になります。

次回は伝え方についてもう少し深堀したいと思います。お楽しみに!

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理念型(#1~2)

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