公式その2)マーケティングの基本公式(前編)

「買ってほしい!」とお願いしても買ってくれない理由は、とってもシンプルです。ズバリ「今すぐ欲しいわけじゃない。」からです。

ですから基本的に楽してお金を儲けたいなら、あなたが売りたい商品を「今すぐ欲しい!」と思っている人に売るのがセオリーです。

しかしセオリーどおりに「今すぐ欲しい!」人に商品を販売しても、必ずしもうまくいくとは限りません。なぜならば、、、、「競争が激しいから」です。

競争が激しいということは儲かっているなによりの証拠なのですが、すでに商売をスタートさせている先人たちがしのぎを削っていますから、初心者が入り込む余地がないわけです。

これから情報発信をスタートさせる人からすれば、それほど儲かってなさそうな先輩の情報発信者ですら、情報発信ビジネスを廃業していないというだけで「モンスター級」の強者に見えてしまうはずです。

選択肢は2つです。1つ目の選択肢は「真正面から戦いを挑み勝利をつかみ取る」。2つ目の選択肢は「ライバルのいないところで勝利する」です。

あなたはどちらに魅力を感じましたか?わたしは「ライバルのいないところで勝利する」という方法をおススメしますが、その理由をわたしの経験談をもとに解説しましょう。

当たって砕けろ!!

わたしは脱サラした当初、ある美容サプリを売ろうと思いました。そこそこ認知度の高い商品だったので、ほんの少しでも売れれば悪くない売り上げが確保できると思っていました。

わたしはその美容サプリを販売するために、ウェブサイトを100個ほど立ち上げて熱心にSEO対策をしました。

SEOとは?

SEO対策(検索エンジン最適化)とは、検索結果でWebサイトがより多く露出されるために実施する取り組みのこと。

結果、惨敗しました。惨敗というよりは、結果が出るより先に美容サプリのアフィリエイト案件が廃止されてしまったのです。

アフィリエイトとは?

アフィリエイトとは、ブログで紹介した商品・サービスが成約すると報酬が得られる仕組みのこと。

諦められなかったわたしは、美容サプリを諦めて健康食品について取り上げたブログを立ち上げることにしたのですが、、、、結果、、、、ポツポツと売り上げが発生するようになったのでした。

そんな時、情報発信をはじめて3ヵ月のたまたまセミナーで一緒だった人から「200万円以上の売上を確保した!」という話を聞きました。

わたしは「成功の秘訣はなんですか?」と質問したのですが、その人は「正直な話、わからない。たまたま当たっただけだと思う。」と教えてくれました。

当時のわたしは「この人は謙遜しているだけだ。」と思ったのですが、今なら「実力よりも運の要素が多い」ということが理解できます。どういうことか順を追って説明しましょう。

凡人が情報発信で勝つ選択肢

基本的に情報発信をするあらゆるプラットフォーム(Google、Facebook、Twitter、インスタグラム 等)において、発信する情報が露出するかしないか(バズるかバズらないか)は、誰にもわかりません。

もちろん世の中には、自分がプロデュースしたほぼすべてのテレビ番組の視聴率が20%以上を叩き出す伝説的なテレビマン(五味一男)や、美空ひばりからAKB48の歌までプロデュースできる作曲家(秋元康)のような人もいますが、凡人にとっては1つのヒットを生み出すことですら奇跡なのです。

わたしは凡人でした。しかし諦めるわけにはいきませんでした。情報発信を成功させて、実現させたい楽しいことが山ほどあったからです。

そこでは凡人がヒットを生み出すために、どうすればいいのだろうか????

ということを長年考え続けてきたし、成功した人たちを観察した結果、成功するための選択肢を3つ発見しました。

1つ目の選択肢は、「開拓者になる」。

2つ目の選択肢は、「圧倒的に行動する」。

3つ目の選択肢は、「ゼロから価値を創る

それぞれについてカンタンに解説していきましょう。

選択肢その1)開拓者になる

わたしはおそらく日本人の99%が、ビットコインって何?という時にビットコインを購入しました。最近のテクノロジーを体験してみたかったので、東京六本木にあるビットコイン販売機にて、ビットコインを購入したのです。

ほとんどの人が「そこにチャンスがある」ということに気づいていない時に行動するからこそ、ライバルがほとんどいないので結果が出やすいのです。

開拓者になるのは一見するとカンタンなように見えますが、それほど簡単ではありません。常に情報収集しなければいけないし、挑戦しようにもルールもマニュアルも整備されていないし、情報収集元に日本語情報がほとんどない、、、ということはザラにあります。

しかも新しいに挑戦するとういうことは、それだけで非難の対象になりやすいのです。その証拠に、わたしが「ビットコインを購入したよ。」と友人に情報を共有した時、「騙されているんじゃないの?お前?」という心ない言葉を投げかけられましたから。

他にもたくさんの事例がありますがもう一つだけ事例を紹介します。今となってはFacebookやInstagramに、アフィリエイト広告がたくさん露出するのが当たり前の光景になっていますが、2015年頃までは「SNSに広告出稿しても成果はでない」というのが通説でした。

しかし世間の一般常識を疑って「やってみよう!」という挑戦した開拓者がいたのです。その人は結果的にアフィリエイトで1日100万円以上の売上を獲得しました。しかも1人で。これが本当の『一人勝ち』です。

開拓者になればかなりの利益を叩き出すことができます。しかしゴールドラッシュもずっとは続かないのです。カネの匂いに敏感なライバルたちが追随してくると、いつしか競争は激しくなり、強いものだけが生き残る環境が出来上がっていくのです。

しかし開拓者はライバルの一歩先をいっています。ライバルが競争の激しいところでヒーヒーいいながら競争に明け暮れているとき、開拓者はコッソリと別の可能性を追い求めているのです。

まとめると、、、、開拓者になるためには、、、、一人勝ちできる市場を発見する嗅覚、チャンスに飛び込む勇気、ライバルの一歩先を常に行く行動力が必要です。

あなたは開拓者を目指しますか?

選択肢その2)圧倒的に行動する

保険会社のビジネスが成立するのは「大数の法則」が成り立っているからです。

大数の法則とは?

大数の法則とは「ある独立試行に関して、試行回数を増やすほどに、理論的確率が示唆する結果に限りなく近づく」という法則のこと

例えば100万人の契約者を獲得すれば、契約者の死亡率は●●%くらいだろう。という具合に、未来予測ができるからこそ、保険の掛け金も算出できるし、ビジネスも成り立つのです。

情報発信においても大数の法則のようなものが成り立ちます。例えば、ブログを1つ構築しても成功しないかもしれないけどブログを1,000個ほど量産すれば成功するかもしれません。

もしくは1つのブログに10記事投稿しても人気ブログにはなれないでしょうが、毎日継続してブログを更新し100記事、1,000記事、10,000記事と記事が蓄積することができれば、それだけ人気ブロガーになれる可能性も高くなるわけです。

人気ブロガーになれたら、、、人気Youtuberになれたら、、、人生変わります。もちろん、そんなことは誰でも知っています。だから競争も激しいです。

すでに人気ブロガーになったあの人も、人気Youtuberのあの人も、基本的に毎日情報を発信しています。人気者と同じようなことをして勝ちたいなら、人気者以上に努力する必要があるのは自明の理でしょう。

あなたは圧倒的な行動量を確保することができますか?

選択肢その3)ゼロから価値観を創る

開拓者を目指すのも、圧倒的な行動量で問題を吹き飛ばすのも「アリ」です。その時々の状況で、開拓者になるか、とにかく行動するか決断すればいいと思います。

しかし3つ目の選択肢があることは見過ごしてはいけません。3つ目の選択肢とは『ゼロから価値を創る』という方法です。

事例その1)リステリン

有名な事例としてはアメリカで発売されてから世界的なブランドに成長した『リステリン』が挙げられます。日本では「お口くちゅくちゅモンダミン」という類似商品も有名です。

実はこのリステリン、発売してから何年も売れなかったんです。しかしある時「口が臭いと友達ができない」というメッセージを伝える広告を出稿したことがキッカケで大ヒットしたのです。

あなたに売りたい商品があっても、「この商品買って下さい!」とストレートにセールスしたところで、「いりません!だってわたしには必要ありませんから。」と断られてしまう可能性が高いと思います。

しかし「口が臭いのはヤバイですよ?」ということを伝えた結果、見込み客が「口が臭いのはなんとかしないとマズイ」という心境になってくれていれば、、、、、「この商品買ってください!」というセールスが成功する可能性は高まることは想像できるでしょう。

別の事例を紹介します。

事例その2)会員制サイト

わたしは会員制サイトを運営しているのですが、「会員制サイトの有料会員になりませんか?」と伝えたところで、「会員制サイトなんてわたしには必要ありません。」と断られてしまうことは最初からわかっていました。

そこで見込み客を、会員制サイトに「興味がない状態」から「興味がある状態」になってもらい、さらに「今すぐ会員になりたい」という状態になるまで情報を発信し続けているのですが、しばらくするとすると不思議なことが起こりました。

わたしがセールスしていないのに「突然のご連絡失礼します。先日、あなたが紹介していた会員制サイトに今すぐ入会したいのですが、なんとかなりませんか?」という問い合わせがくるようになったのです。

わたしが会員制サイトの募集のためにやったことこそが、ゼロから価値観を創るということです。わたした創った価値観とは、例えば『知らないことを知ることが重要ですよ。』などといったものです。

「知らないことを知る」ということがいかに重要かを理解してもらい、「知らないことを知るためには、会員制サイトに入ったほうがいい」と思ってもらうことに成功すれば、しつこくセールスしなくても済むのです。

事例その3)カリスマ美容師

原宿は美容師の街です。たくさんの美容院があちこちにあります。そしてそれらの美容院をひっぱっているのは「カリスマ美容師」ですが、『カリスマ美容師』という概念にも仕掛け人がいたのです。

もともとカリスマという言葉は、超人的な資質のことを指していたのであって、人を指す言葉ではなかったのですが、「カリスマという言葉を人に転用しよう。」と思いついたところが天才的な発想だったわけです。

あなたはどれを選ぶ?

成功する3パターンを紹介しましたが、成功する過程ではすべての要素が求められます。「どれか1つの要素があればそれだけで成功できる」ということはありません。

あなたも成功するまでに、ある時は『開拓者』として、ある時は『作業者』として、ある時は『クリエイター』であることが求められます。

とはいえ、本教材では「ゼロから価値を創る」ということを重視したいと思います。なぜならば、「ゼロから価値を創る」ということが多くの人にとってもっとも馴染みがないと思うからです。

その証拠に、『開拓者』や『作業者』になるためのアドバイスは単純です。具体的には『開拓者』へのアドバイスは「勇気を出して好きなことを思いっきりやりましょう。」ですし、『作業者』へのアドバイスは、「やるべきことを大量に、正確にやりましょう。」といったものになるでしょう。

いずれのアドバイスについても、本屋のビジネス書コーナーで関連する情報を収集できると思うのですが、念のためもう少し詳しく『開拓者』や『作業者』としての能力を鍛えるアドバイスをしておきます。

『開拓者』の資質を鍛えるために一番手っ取り早いのは、『コーチング』を受けることです。また『作業者』の資質を鍛えるために一番手っ取り早いのは『黙って作業すること』もしくは『優秀な人材を雇うこと』、さらには『マニュアルを作ること』になるでしょう。

『開拓者』や『作業者』としてのスキルを鍛えるためにやるべきことは、いずれも「情報発信」という本教材の本来の趣旨から大きく外れています。ですから、本教材では「ゼロから価値を創る」ということを重視したいと思います。

次回予告

今回の講義で「マーケティングの基本公式」について説明する準備が整いました。次回は「マーケティングの基本公式」をわかりやすく解説します。お楽しみに!

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公式その2)マーケティングの基本公式(後編)