わたしには興味がないことは右から左に聞き流す友人がいましたが、わたしもそうだと気づくのに時間はかかりませんでした。
ある日自宅をチャイムを鳴らす人から「聖書の布教をしている●●と申しますが。」と挨拶されたのですが、「本当に興味がありません。」とろくに話も聞かずに追い返してしまいました。
キリスト教というのは、世界三大宗教の一つです。日本ではキリスト教に興味がない人のほうが多いかもしれませんが、世界的には多くの人の心を鷲掴みにしているベストアイディアの一つです。
何がいいたいかというと、どんな優れたアイディアであっても「興味がない」とか「自分には関係がない」と思われてしまった瞬間に『負け』だということです。
ではどうすれば「興味があります!今すぐ続きを教えてください」とか、「わたしのためにしてくれた話ですよね?」という反応を得ることができるのでしょうか?
自己紹介に興味ありませんか?
ある日突然『自己紹介に興味ありませんか?』と提案したところで、「今度時間があったときに詳しく教えてください!」と冷たくあしらわれることの方が多いと思います。
その一方でビジネスが上手くいかない個人事業主に「ある方法を試してみたらビジネスの売上が2倍になったんですよ。」とか、彼女が欲しくてたまらない男性に「チビのブサメンのわたしが合コンで美女から興味をもってもらった方法があるんですよ。」と話しかけたら、よほど偏屈な人でないかぎり興味津々で話をきいてくれる可能性のほうが高いでしょう。
売上を2倍にした方法も、合コンで美女に興味をもってもらえた方法のいずれも「自己紹介」なのですが、、、、、提案の切り口だけで反応率に大きな差がでるということを知ってほしかったのです。
もしわたしが「自己紹介に興味ありませんか?」という提案することだけしか能がなかったら、、、、まず間違いなく見込み客から「しつこい人」、「敵」だと認識されていたことでしょう。
どうすれば他人は興味をもってくれるのでしょうか?「しつこい人」だとか、「敵」だと思われずに受け入れてくれるのでしょうか?
欲しいものを提供する
わたしは犬を飼っているのですが、犬は歯磨きが大嫌いです。歯磨きをしようと口を開けようとしても、必死に抵抗されてしまいます。
獣医に相談すると、「虫歯菌を殺す美味しいジェル」を利用することを提案してくれましたのですが、結果は大成功でした。
今までの必死の抵抗がまるで嘘のように、虫歯菌を殺すジェルをペロペロとなめるではありませんか!!!!!!
犬は美味しいものが食べたいのです。だからジェルをナメるのです。その結果、わたしも飼い犬も幸せになれました。
本教材で用いてきた言葉を使うなら、「虫歯菌を殺す美味しいジェル」は、わたしの飼い犬の「美味しいものが食べたい」というスイッチを押したのです。
あなたは前回の講義で紹介した演習によって、いくつかのアイディアをひらめたかもしれませんが、そのアイディアをそのまま押しつけることは、わたしの飼い犬の口を無理やりあけることと同じだということを是非とも理解してください。
そしてわたしがいいたいことは、「味方」、「救世主」だと思ってもらうためには、商品・サービス(もちろんあなたも含む)を相手が欲しいもののでラッピングする必要があるということです。
美味しいジェルのなかに虫歯菌を殺す成分が入っていたように、あなたが自己紹介する場合においても、あなたという存在を何かでラッピングしたほうが、相手が受け入れてくれる可能性は高くなります。
最後に
大切な人へのプレゼントをラッピングするように、あなたという存在を売り込むときはあなたをラッピングしなければいけません。商品も然り、サービスも然りです。
ではあなたをラッピングするものはどのようなものなのでしょうか?
もしこの点をあなたが理解できたら、、、、あなたはもっと先に進めるでしょう。次回は、あなたをラッピングするものについてもう少し詳しく解説します。お楽しみに!
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