自滅する自己紹介・豊かになれる自己紹介

2018年に世間を騒がせた「漫画村」を覚えているでしょうか?

漫画村の運営者は、漫画を違法でインターネット上にアップロードし、大量のアクセスを集めることで荒稼ぎしていたそうです。

現在漫画村というウェブサイトは閉鎖しているのですが、漫画村を擁護する声も少なくありませんでした。

「漫画家の喜びは作品を観てもらうことだから、漫画村の存在は漫画家にとっても有難いのだ!」と都合のいい解釈をしたり、「貧乏人は漫画を読むなってことか!?」と怒る人もいました。

一昔前までは、インターネットで作品を無料解放している方が珍しかったのですが、現代では「無料が当たり前」になっています。

あなたが自分の時間を無料で売りたいのであればいいのですが、もし自分の生命時間を無料で売って自滅したくないのであれば「魅力的な肩書・自己紹介」を創り出すべきです。

豊かになる自己紹介を創るコツ

そこで今回の講義では、豊かになれる自己紹介とは?というテーマについて取り上げたいと思います。

あなたの価値はいくら?

『ブラックファイル 野心の代償』という映画で、アルパチーノ演じる大物弁護士が、パッとしない弁護士(ベン・ケイヒル)に万年筆を渡して「君の値段はいくら?この紙に金額を書いてみてくれ!」と迫る場面がありました。

アルパチーノ演じる大物弁護士は、値段を決められずに右往左往しているベンに向かって「わたしが今、君に手渡した万年筆の値段は・・・」と驚くほどの金額を告げることで、ベンを圧倒するのでした。

あなたの値段はいくらでしょうか?

「命は尊いから経済的な価値には換算できない」という意見も正しいと思いますが、生命時間をお金に換算したくなければ、完全自給自足を目指さなければいけません。でもそんなことは現実的ではないでしょう。

金融資本主義のシステムのなかで生きている以上、わたしたちは経済活動に参加した時点で、わたしたちの意志に関係なく値段をつけられてしまう存在なのです。

もう一度質問します。あなたの値段はいくらでしょうか?

「経済的に豊かになりたい!」というのが偽らざる本音に蓋をして、自分自身に安い値段をつけてしまう人が多いのですが、、、、あなたの時給はいくらでしょうか?

10円?100円?1,000円?1万円?10万円?それとも100万円?

時給10円だなんて、、、あなたはわたしをバカにしてるのですか?と怒りたくなる人もいるかもしれませんが、わたしは時給10円以下で働いたことがあります。

時給10円生活

頑張ってブログを更新したり、SNSを更新したりして、なんとかして自分が「買ってほしい」商品を購入してもらうおうと頑張ったのですが玉砕したことがあります。

その時のわたしの時給は10円にもなりませんでした。むしろ一つの商品が売れなかったので、時給は0円でした。

なぜ?頑張って情報発信したのに、見込み客の購買行動を刺激するどころか、関心を得ることすらできなかったのでしょうか?

もうあなたはその答えを知っています。そうです。わたしは、見込み客の心のどこかに隠れているスイッチを押さなかったのです。

しかし当時のわたしには、見込み客の心のどこかに隠れているスイッチを押すという知識はありませんでした。「頑張れば報われる」という幻想に縛られていたのです。

では「頑張れば報われる」という幻想に縛られた原因はどこにあるのでしょうか?

ズバリ答えは「自分を安売りすることしか解決策を知らなかったから」です。当時のわたしはこう思っていました。「安くする方が見込み客には喜ばれる。だから安くしよう。」と。

そしていつかその安売りの連鎖は止まるかと思っていました。しかし一向に止まる気配はありませんでした。そしてついには、無料のブログ、無料のメルマガ、無料の商品を世に送り出すハメになってしまったのです。

『何かがオカシイ』と、自分の過ちに気づいたのは手元にお金がなくなりそうになってからでした。「なぜ?こんなに頑張っているのに、お金に困るのかわからない」という状況に陥ってしまったのです。

その時わたしが思い出したのは、サラリーマン時代のことでした。サラリーマン時代は、「なぜ?こんなに高給をもらえるのだろうか?」というほどの給与をもらっていたのですが、「その差はなんだ?」と疑問になりました。

答えはわかりきっています。そうです。「肩書の差」です。グローバル大企業の『肩書』という威光がわたしを守ってくれていたのですが、その本当の威力に気づくのは脱サラした後だったというわけです。

東証一部上場企業に勤める友人、官僚の友人、医者の友人、ベンチャー企業の友人、裁判官の友人、、、友人のすべてが一目置いてくれる『肩書』を失った当時のわたしが出した答えは、当然ながら『肩書にかわるものを準備しなければいけない』ですが、そう簡単ではありませんでした。

いろいろな肩書を検討したのですが、どうしても「自分には価値がある」と確信できなかったのです。

どうすれば、、、、

どうすれば、、、

どうすれば、、、わたしはわたしを肯定できるのだろうか???と悩んだ末に行きついた答えは「肩書は一つじゃなくていい」という当たり前のことでした。

紀子の食卓(もう一度)

前回の講義で、紀子の食卓という映画について紹介したことを覚えているでしょうか?

紀子は他人から求められるがままに、たくさんの役柄を演じて最後には「自分が誰だかわからなくなる」わけですが、わたしたちは紀子と同じ過ちを繰り返さなくてもいいのです。

わたしたちが演じる役は、「自分で決めていい」し「一つじゃなくてもいい」のです。

つまりわたしがわたしだと信じる『役』と、他人に公表する『役』は異なっていてもいいということです。わかりにくいと思うので、わたしの実例を挙げます。

菩薩・ライフコーチ

菩薩・ライフコーチ

『菩薩』は「自分のなかでの肩書」です。そして『ライフコーチ』が「対外的な肩書」です。

自己紹介で自滅したくないなら、「自分のなかでの肩書」を「対外的な肩書」よりも偉大なものにすることです。

そうすることで、ライフコーチとして見込み客や顧客と接する時、ライフコーチ以上の存在として振舞うことができるからです。

「わたしはライフコーチなのだ」という自己認識のもとに顧客に情報発信するよりも、「わたしは現代の菩薩なのだ」という壮大な自己認識で情報発信するだけで、わたしの気持ちが何倍も引き締まるのです。

結果、顧客の満足度も自然と高くなり、ライフコーチとして認められる可能性も高まります。「あの人は色々なことを知っている。たしかにライフコーチなのだ。」と顧客は感じてくれることで、わたしにもいいフィードバックが得られ、わたしはさらに現代の菩薩としての役割を果たしていることを実感できるというわけです。

前回の講義で、「最強の自己紹介の連鎖反応」について紹介したことを覚えているでしょうか?

最強の自己紹介の連鎖反応

自分のスイッチを押す

↓↓↓↓

相手のスイッチを押される

↓↓↓↓

自分のスイッチがさらに押される

↓↓↓↓

相手のスイッチがさらに押される

勘のいい方であれば、今わたしが説明したことは、まさしく最強の自己紹介の連鎖反応だということに気づいてくれたと思います。

わたしは『菩薩』として自分のスイッチを押したのです。そして『ライフコーチ』として相手のスイッチを押し、その結果の好意的なフィードバックがさらにわたしのスイッチを押すことで成長し続けることができるのです。

もしわたしがわたしを『菩薩』ではなく、ライフコーチ以下の存在だと認識していたらどうなるでしょうか?

例えばあなたが今学習している本教材は、肩書・自己紹介について学習する教材です。

ですからわたしはあなたに、「わたしは『稼げる自己紹介クリエイター』です。」とか、「わたしは、『モテ自己紹介開発協会の所長』です。」と名乗ってもいいですし、むしろ「現代版の菩薩」だとか、「ライフコーチ」といわれるよりもその方がわかりやすいし親切でもあるでしょう。(肩書は一つじゃなくてもいいのです!!)

しかしもしわたしが『稼げる自己紹介クリエイター』とか、『モテ自己紹介開発協会の所長』と名乗るだけでなく、そのようにわたし自身が自覚していたら、わたしはそれ以上の存在にはなれないのです。

もちろん本教材であなたが魅力的な肩書や自己紹介を創り出し、あなたの存在が見込み客や顧客などから好意的な存在として受け入れられる可能性は十分あります。しかし、、、スイッチの連鎖は1回だけで終わってしまうかもしれません。

さらにいうならば、最悪のシナリオは自分で自分を偉大な存在だと自覚できず自信を失い、自ら安売り競争に参加してしまうことでしょう。

そうなんです。時給0円に甘んじていた時のわたしは、自分を「ボランティア」だと思っていたのです。自分で自分を無意識にボランティアだと思っていたのですから、稼ぐためのノウハウ、マーケティング戦略、経営の知識のすべてが役に立たなかったのです。

あなたはわたしと同じ過ちを繰り返す必要はないし、せっかく本教材と出会ったのですから、もっとあなたを偉大な存在だと認めてあげてください。大人になると他人が自分をほめてくれるとは限りません。ですからあなたがよほど人間関係に恵まれていないかぎり、自己肯定感は自分で上げてあげる必要があるのです。

最後に

自己紹介について、あらゆる角度から解説してきましたが、まだあなたに説明すべきことがあります。それは「心のどこかに隠れたスイッチ」についてです。

「心のどこかに隠れたスイッチ」への理解を深めて、あなたがスイッチを押す技術を磨けば、そのスキルは本当にあなたの人生を変えてしまうかもしれません。お楽しみに!

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