集客を大事にするために集客は追いかけるな

前回の講義では、集客(トラフィック)には価値があり、その価値は変動するということをお伝えしました。

今回の講義では、どうやってトラフィックを獲得すべきか?という点について、基本的な考え方を解説したいと思います。

トラフィックを手に入れる方法

トラフィックには価値があるということは、裏を返せば「トラフィックを手に入れるためにはコストがかかる」ということです。

トラフィックを手に入れるための手段は基本的に時間で買うか、お金で買うかの2択なのですが、あなたはどちらを選ぶでしょうか?

結論からいうとトラフィックはお金で買うべきです。その理由は2つあります。

理由1)機会損失

個人で情報発信をスタートさせてトラフィックを獲得し続けている人にはある特徴があります。

その共通点とは「めちゃめちゃ努力家」ということです。

いざ情報発信をはじめてみればわかりますが、集客のためにコンテンツを創り続けるということは一筋縄ではいかないのです。

おそらく「これから情報発信を始めたいのですが。」という挑戦者にとって、「集客のために情報発信をする」ということだけで余裕がなくなると思います。

情報発信のために勉強(インプット)することだけでも大変なのに、インプットした情報をその他の情報と組み合わせてアウトプットして、最後に記事を編集し、時には記事をブラッシュアップするために手直しするということをするだけでも大変な手間を覚悟する必要があります。

しかしこれまでの講義で学習してきたように、情報発信で結果を出すためにやるべき仕事は「集客」だけではありません。

むしろ一人で情報発信をスタートさせる場合、あなたは社長ですから、社長にしかできない付加価値の高い仕事(マーケティング活動、商品開発など)に注力しなければいけません。

しかし「情報発信」をスタートさせるというと、ほとんどの人は「情報発信」≒「集客」という図式をそのまま受け入れてしまうのです。

その結果、お金で買える付加価値の低い仕事に、もっとも高い生産性を叩き出さなければいけない社長が没頭してしまう。。という悲劇的な状況が生まれるのです。

例えるなら、スーパーの店長がレジ打ちを手伝ったり、品出しを手伝うようなものです。

「ひたすら集客」を追い求めた結果、生産性の高い仕事をする「機会」(チャンス)が失われるのは好ましいことではありません。

理由2)不安定

インターネットで情報発信することは無料ですし、時間をかけてウェブサイトを育てれば、何十万人の訪問者を獲得することだって決して夢ではありません。

アクセスのないブログがある日突然Googleから評価されて、アクセス数が急上昇することだってよくあることです。

しかし逆に、Googleなどの検索エンジンからある日突然排除されることだってあることは忘れてはいけません。(かつてのわたしが経験したように。)

あなたは「寝ている間に、ブログが排除されているかもしれない。」という恐怖をもったまま、ぐっすり寝ることができるでしょうか?

理由3)非効率

アクセスは集めようとすればするほど「ノイズ」が混ざります。ひらたくいえば「招かざる客」を本当に引き付けてしまうことがあるのです。

わかりやすく「招かざる客」と表現しましたが、「招かざる客」はお客様というよりは「辛口批評家」であったり「フリーライダー」であったり、時には「ストーカー」だったりします。いずれにせよ、あなたの足をひたすら引っ張る存在です。

インターネットによる情報発信には、見ず知らずの人と価値観を共有し関係性を築けるというメリットもある一方で、見ず知らずの人間から理不尽に攻撃されたり足を引っ張られるというデメリットもあるということです。

「ノイズ」を定義するのは難しいのですが、とにもかくにもノイズは取り除かなければいけません。ですから例えば10人の見込み客を集めたら初期の段階でストレスをかけてノイズを除去しなければいけません。

このような話を聞くとあなたは思うはずです。「最初からノイズのない顧客リストがほしい。」と。

情報発信にかかわらず、商売人であれば「自分の顧客になってくれる可能性の高い顧客リスト」はノドから手が出るほど欲しいものなのです。

そして冷静になって考えれば、「自分の顧客になってくれる可能性の高い見込み客」を集める手段は、お金があればいくらでもあることがわかります。

例えばあなたが占い師で「恋愛」が得意ジャンルだとすれば、Googleの検索窓に「まじめな恋愛占い」と検索する人に広告を見てもらいたいと思うはずですが、広告費用をGoogleに支払いさえすればそれはすぐにでも実現できるのです。

またブログに専用のプログラムコードを埋め込んでおけば、ブログの特定の記事を訪問した人だけを狙って広告を出稿することも可能だったりします。

正解:お金でトラフィックを買う

以上の理由から、トラフィックはなんとしてでもお金で買うべきなのですが、あなたは疑問に思うはずです。

「トラフィックに価値があることも、トラフィックを手に入れるために時間を使うべきではないこともわかった。ではトラフィックにいくらお金を出すべきか?」と。

答えはカンタンです。答えは「あなたが1つのトラフィックでいくら稼ぐのかによる。」です。

極端な話、トラフィックに100万円を支払おうとも、200万円を稼ぐことができるなら、それでいいのです。(よね?)

実際に、成功している企業ほど広告費にお金を使うことに戸惑いはありません。なぜならば「お金を生むためにお金を使う」というのは、あらゆる業界において基本的に真実だからです。

さて、今日の講義のこれまでの話をきいて、あなたは暗い気持ちになったかもしれません。

「トラフィックを買うお金がなかったらどうすればいいのよ?」とか、「お金を稼ぐために情報発信するのに、お金を失うなんて考えただけでも恐ろしい」と。

しかしわたしは嘘をつくつもりはありません。トラフィックを購入することができなければ、あなたは大きな問題を抱えることになります。

残酷な宣告だったかもしれませんが、朗報もあります。

あなたは「トラフィックをお金で買えない。という問題があることを認識することができた。」のです。

トラフィックを生命時間を削って実現させようとする人は、問題を抱えていることに気づくことができません。(一生気づかない可能性もあります。)

だからこそ、ひたすら問題を放置した結果、「ブログなんて稼げねー。」などといって情報発信から足を洗うのです。

その一方で、「トラフィックをお金で買えないことは致命的な問題だ。」ということを理解している人は、情報発信をスタートさせる前の段階から「なにがなんでも稼がなければならない」というメンタリティーで情報発信をスタートさせるので、売上にこだわるのです。

大事なことなので繰り返します。

問題を認識していない人は「情報発信をスタートさせて、コツコツ頑張ればそのうち稼げるようになるさ。」という甘っちょろい姿勢で情報発信に挑戦します。

その一方で、問題を認識している人は「集客さえできれば稼げるに違いない。なぜならば、現段階で最高のマーケティングプロセスと、セールスを用意しているから。」という自信のある状態で情報発信に挑戦します。

あなたが投資家だったら、どちらの情報発信者に投資しますか?(当然、後者でしょう。)

あなたが情報発信者だったら、どちらのほうが情報発信することに必死になれそうですか?(当然、後者でしょう。)

最後に

残念ながら多くの人が「トラフィックをお金で買えない」という問題を抱えているだろうと思いますが、わたしもそういう状況から這い上がってきました。

そして今ではブログによる情報発信にはそれほど注力していません。(その理由はわかりますよね?)

もちろんブログはそこにあるだけである種の「権威性」として利用できます。またアクセス数の多いブログの所有者であれば権威性に加えて「信頼性」も獲得できるでしょう。さらにマジメに情報発信を続けるだけである程度のアクセスを集めることができるのは素晴らしいことです。

しかしブログがビジネスの根幹になるようなやり方、ブログのアクセス数がビジネス全体の運命を左右するというやり方には、絶対に賛成できません。

そもそも世の中にあってもなくてもいいブログ記事を100記事用意するよりも、見込み客の感情をゆさぶるコンテンツを1つ提供するほうが価値が高いし、結果的に集客にも成功するのが現実なのです。

ですからあなたも情報発信に挑戦するなら(今は無理でも)、情報発信をスタートさせる前の段階から、お金でお金を生むスタイルを目指さなければいけないのです。

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ガンガン集客する極意