解説)ブレインダンプの解説

前回の講義では、ブレインダウンについて解説しました。まだ実践していない方は、まずは挑戦してみてくださいね。

ブレインダンプの効果を最大化しよう!

ブレインダンプは非常にシンプルな演習なのですが、シンプルであるがゆえに軽視されてしまうことも多々あります。

そこで今回の講義では、ブレインダンプの効果を最大化するためのアドバイスについて解説します。

アドバイス#1)時間を割く

ブレインダンプを実践する時間を30分ぐらいしか捻出しなかった人も多いと思うのですが、ブレインダンプのために是非とも時間をたっぷりとってください。

ブレインダンプのために時間をたっぷりとって、A3の白紙がすべて埋め尽くされるぐらいの分量を目指してください。

マニアックな人のなかには、合宿を開催し、スマートフォンの電波も通じない静かな環境でブレインダンプに挑戦する人もいるぐらいですから、あなたにも必ずできるはずです。

アドバイス#2)文字にする

『新約聖書』ヨハネの福音書第一章第一節には、「はじめに言葉ありき、言葉は神と共にありき、言葉は神であった」という言葉があります。

キリスト教徒ではない日本人にはその内容を理解することは困難な場合が多いのですが、ようするに「言葉は宇宙をはじめとするもろもろの原理のこと」だということです。

「ブレインダンプと聖書の言葉にどんな関係があるの?」と思うかもしれまんが、大いにあるのです。わたしがいいたいことは、ちゃんと「ブレインダンプは文字にしてくださいね。」ということです。

連想ゲームのように頭のなかだけでブレインダンプを終わらそうとする横着な性格の持ち主もチラホラいるのですが、ブレインダンプの内容を文字にすることが何より重要なのです。

『目標は紙に書きなさい』と教えられた人も多いと思いますが、本当にそうなのです。言葉にできない目標は目標でもなんでもないのです。同様に、言葉にできないブレインダンプの内容に意味はありません。

本当に大事なことなので繰り返しますが、ブレインダンプはキチンと文字として記録に残すようにしましょう。

アドバイス#3)質よりも量

ブレインダンプで重要なことは、「思いついたものはすべて文字にする」という姿勢です。質よりも量が重要だということです。

「こんなこと書いていいのですか?」ということほど、ちゃんと記録に残しておくべきです。わたしの場合、「チビ」とか「デブ」という頭に思い浮かんだ言葉ですら記録に残しましたが大正解でした。

わたしが不摂生していてデブだった時期、「わたしはご覧のとおり、チビでデブなんです。でも強みが一つだけあるんです。それはかろうじてハゲていないということです。つまり髪のボリュームが多いことが強みなので、散髪にはこだわりがあって・・・」というような自己紹介をしたことがありますが、驚くほどに反応が良かったです。

自分のネガティブな点や弱点ですら、笑いに変えたり、注目を集めたり、次の話題にいくための起爆剤になるのです。前々回の講義で、「あなたのこれまでの人生のすべてが、魅力的な人生を実現させる武器になるのです。」と申し上げたことを思い出してください。

アドバイス#4)流行に敏感に!

ビジネスの大先輩に、ビジネスアイディアをぶつけて意見を聞こうという企画に参加した時のことです。参加者の全員のビジネスアイディアは、「やめておいたほうがいい」という評価になりました。

その理由は「世の中に求められていないから」でした。そうなんです。ビジネスでは『顧客の視点になる』こと重要性が語られますし、コミュニケーションにおいても同様のことが重要であることは、耳にタコができるほど繰り返し強調されることです。

しかし自分が何かに挑戦しようとすると、相手の立場になることをすっかり忘れてしまう人がほとんどです。『顧客の視点』になるというよりは、『顧客のために』という理屈で「『自分が』売りたいモノを売ったり」、「『自分が』話したいことを話したり」してしまうのです。

とはいえ顧客の視点でモノを考えることは非常に難しいことです。顧客の視点で考えるスキルを磨くことは重要でありながら、そのことをわかりやすく解説できる人もそれほど多くありません。

そこで重宝するのが「流行」です。みんな流行が大好きです。「あの話題の●●」が大好きです。ですから、あなたも流行にのっかればいいのです。

『今話題の●●ですが・・・』と話をはじめてください。自分が話したいことをひたすら語るよりも反応はいいはずです。わたしが保証します。

また長年流行を追っかけていると、そのうちもっと大きなトレンドを語れるようになり、「あの話題の●●」と「昔流行した●●」との関係性を語ることができるようになった頃には、『頼りになる人』という暗黙の肩書を手に入れることができるでしょう。

アドバイス#5)定期的に挑戦する

自分の考えていることを文字にするのが仕事という情報発信者であればいいのですが、情報をインプットしてばかりでアウトプットする習慣がない方には、定期的にブレインダンプに挑戦することをおススメします。

ブレインダンプに挑戦するためにまとまった時間を割けないのであれば、●●を習慣にすることをおススメします。●●の答えはズバリ『日記』です。

その日に感じたことをすべて文字情報するだけで頭がスッキリするだけでなく、自己紹介や肩書に関する思いもしなかった閃きに助けられるでしょう。

最後に

ブレインダンプの結果は、次回の演習で必ず必要になります。ですから必ず手元に残しておいてください。

まだブレインダンプに挑戦していない方は、まずはブレインダンプに挑戦することだけに集中することをおススメします。

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