あなたは信用されていない

まずはこれまでの講義内容をおさらいしましょう。

あなたは見込み客にとっての「対立」を浮き彫りにしました。そして「約束」により見込み客の心を救出しました。

しかしまだあなたの見込み客は半信半疑になっています。「本当かな?」と疑問に思っているぐらいならまだマシです。「嘘に違いない!」といった具合に、あなたは詐欺師だと勘違いされている可能性だってあります。

見込み客の「本当かな?」、「嘘に違いない!」という反発を打ち消すためには「証拠」が必要です。しかし「証拠」を提示すればいいという単純な話ではないのです。

悪いようにはしないから

わたしが交通事故被害にあった時のことです。先方の担当者は「悪いようにはしないから。」といいました。

しかしわたしは「悪いようにはしないから。」というドラマでよくあるようなセリフを軽々しく吐く担当者を信用することはしませんでした。

きっとあなたも交通事故の被害に遭って、利益相反する相手方の担当者から「悪いようにはしない」などと力説されたところで信用しないと思います。

しかしはじめてセールスする人の多くは(時にはセールス経験者ですら)、「自画自賛しても信用されない」というシンプルなことを見過ごしてしまうのです。

つまりあなたがセールスする商品・サービスがどんなものであれ、「この商品はいい商品です!」とあなたが主張すれば主張するほど胡散臭くなってしまうということです。

ではどうすれば胡散臭いセールスマンから卒業することができるでしょうか?

ネット世界で信用を勝ち取る

インターネットの世界で信用を勝ち取ることで、ある企業は世界的企業にまで成長しました。

そう。ズバリ答えは「Amazon(アマゾン)」です。

わたしも良さそうな書籍や製品を見つけると最初にチェックするのは「口コミ」です。

もちろん一つ一つの口コミを鵜呑みにすることはしませんが、たくさんの口コミをチェックして「良さそうか良さそうじゃないか?」ということは無意識に確認してしまいます。

あなたもインターネットで買い物をしたことがあるなら、改めてわたしから指摘されなくてもわかると思いますが、口コミの「数」と「質」は重要です。

そして「数」と「質」のどちらが大事かと言われれば、明らかに「質」のほうが大事です。(よね?)

見ず知らずの人が書き込んだ口コミが信用に足るか判断する基準は「リアリティー」です。口コミがいい評価であれ、悪い評価であれ、「購入して正解でした!」とか「騙されました!」とだけ書いてある口コミはどうしても「怪しい」と思ってしまうのが自然です。

いずれにせよ、今回の講義でお伝えしたいことは「他人からの意見のほうが、あなたの意見よりも尊重される。」ということです。

当たり前でしょ?

「他人からの意見のほうが、あなたの意見よりも尊重される。」という当たり前のことを理解したあなたは、きっと「お客様の声」や「モニターの声」を集めようとするはずです。

しかし、、、、驚くべきことに、、、、『お客様の声』を真剣に収集している情報発信者は意外と少ないのです。

ブログのコメント欄が解放されていることのほうが珍しいし、メルマガ読者からフィードバックをもらおうとしない人も多いですし、有料の商品購入者からもフィードバックを得ようとしないのが『普通』です。

そしてあろうことか、「お客様の声」や「モニターの声」を偽装する情報発信者も少なくありません。

おそらく「インターネットだから誤魔化せる」と思っているのでしょうが、実際のところ口コミをチェックすることにかけては百戦錬磨の読者にはあっさり見破られてしまうのです。

最後に

セールス関連書籍はたくさん発売されています。テクニックもたくさんあります。(もう数えきれないほどに!)

しかし「お客様の声を集める」という誰でもできることをやらないのであれば、本末転倒だと思います。

あなたは見込み客に「うちの商品買ったほうがいいよ。悪いようにはしないから。」ということを言うつもりでしょうか?

もし心当りがあるなら、あなたのセールスは高確率で失敗するでしょう。仮に最新のテクニックが盛り込まれていても失敗するかもしれません。

なぜならば、あなたがどのような主張をしようが「信用されないから」です。「お客様の声」や「モニターの声」は収集しなければいけないもの。と心得ましょう。

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抵抗できないセールスの極意