あなたは人生の経営者【後半】

前回の講義では、「レッテル(肩書・自己紹介)はあなたを解放することもあれば、あなたを縛りつける鎖にもなる」ということをお伝えしました。

実は、、、わたしこそがレッテルという鎖に縛られた存在だったのです。

やる気ゼロ

わたしは子どもの頃から漫画が大好きで、「ずっと漫画を読んでいたい」と思っていました。

サラリーマンになり睡眠時間がほとんどない過酷な生活のなかでも、月曜日はジャンプ、水曜日はマガジン、サンデーといった具合にメジャーな漫画雑誌には必ず目を通していたぐらいです。

「ずっと漫画を読んでいたい」という子どもの頃の夢でしたが、脱サラして数年で「1日中漫画を読む」という夢を実現することができました。「今日働かなくても生活に支障はない」という状況を創り出すことができたので、朝起きて漫画喫茶にいき、1日中漫画を読んでみたのです。

過去の名作から、現在進行形で続く面白い漫画を楽しむ生活は楽しくて仕方がありませんでしたが、夢だったはずの生活スタイルもわずか1日で飽きてしまったのです。

漫画に飽きると、もう何をしたらいいかわからなくなりました。友人のほとんどは昼間は仕事をしているので遊んでくれる人もいません。

その結果、朝早く起きても二度寝して、もう寝られない状況になって昼頃に起床して、お腹が空けばご飯を食べて、ちょこっと仕事をして、酒を飲んで寝る、という堕落した生活から抜け出せませんでした。

わたしは直観的に、「定年してから何していいかわからなくなる人ってこんな状況なのかな?」と思いました。

サラリーマンとか、主婦とか、、、長年自分で自分に貼っていたレッテルがはがれた時の喪失感というもののは計り知れないと痛感したのです。

当時わたしは「このままではわたしは廃人になる」という強い恐怖に襲われました。そこでわたしが発見した突破口は、「永遠に剥がれないレッテルを貼る」ということでした。

正社員のサラリーマンだって終身雇用といいながら本物の終身雇用ではないし、主婦といっても子供が親元を離れたり配偶者が亡くなれば、その肩書を名乗れなくなるわけです。

わたしは自分のスイッチが入るレッテルを探し始めましたのですが、すぐには見つかりません。いい肩書が見つかったと思っても、3ヵ月後にはせっかく見つけた肩書ですら捨てたくなり、実際にそうしてしまったことが数えきれないほどあります。

しかしある時、「これしかない」というレッテルを見つけたのです。それは、、、、

ようやく見つけました!

「菩薩」でした。

わたしは家族のなかでもっとも信仰心が薄く、、というか信仰心がないことを自覚していました。その証拠に、わたし以外の家族は朝食を食べる前に毎日欠かさずに神棚に手を合わせていたのに、わたしだけは「神に祈る無駄な時間は1秒もない」と頑なに主張しつづけて大人になりました。

そんなわたしが「菩薩」という言葉に、雷が打たれるような衝撃を受けたのですから、人生何が起きるかわからないとその時は本当に思いました。

なぜ?「菩薩」なのか?(釈迦ではないのか?)ということも本当は説明したいのですが、その説明は長くなりすぎるし、わかりやすく説明する自信がないので割愛します。しかし強調しておきたいことは、わたしのなかでは間違いなく「スイッチ」が入ったのです。

スイッチが入る感覚を説明するのは難しいのですが、発見したときは「これしかない」と思いましたし、「ずっと探していたものはこれだ」という確信めいたものがありました。そしてその確信は、時間が経過するにつれてますます強くなりました。

他の言葉を用いて「スイッチが入る感覚」を説明するならば、「腹がすわる」とか、「背筋がピンと伸びる」という感覚に近いと思います。少なくとも、堕落してた人生から永遠にオサラバできるようなものです。

「菩薩」というレッテルを自分に貼った瞬間に、わたしのなかの全てに変化が起こりました。

毎日情報発信して悩める人の助けになるのが「当たり前」の基準になりました。おそらく現代に菩薩が生きていたら、信じられないほどの猛烈な勢いで情報発信していたはずです。

「菩薩なら何をするか?」ということを少し想像してみるだけで、今自分がやるべきことがクリアになり、猛烈な勢いで行動できるように、わたしのメンタルは生まれ変わってしまったのです。

現実も夢である

「わたしは菩薩である」というレッテルは、口に出すことすら憚(はばか)れます。正直、本教材でそのことを告白することすら躊躇いました。しかしわたしの実体験以上に、あなたにレッテル(肩書・自己紹介)の恐るべき効果を伝えるエピソードが見つからなかったので、勇気をもって告白しました。

あなたにも、「他人に告白したら笑われる」、「そのようなレッテルを貼る自分が恥ずかしい」、「正直、自分がイタイヤツだと思う」、でも「自分でも驚くほどのやる気が湧いて出る」というレッテルを探してほしいのです。本教材はそのためにあります。

もしかしたらあなたは、「わたしと同じようなことが自分にできるのだろうか?」と疑心暗鬼になっているかもしれませんが、わたしは「必ずできる」と思っています。その証拠に、、、

ヒーローに憧れる

あなたが子どもの頃、あなたが男の子でも女の子でも、ヒーローが大好きだったはずです。ガンダムやセーラームーン、ロールプレイングゲームの主人公や、アイドルなどに憧れた経験があると思います。

それから時間が経過し大人になると「現実をみろよ!」という周囲からの同調圧力を感じるまでもなく、いつの間にか冷静になり、現状の自分を疑問を持たずに受け入れてしまうのです。

しかし多くの大人が現実だって夢みたいなものであることを自覚していません。そう。現実だって夢みたいなものなのです。

その証拠に、深夜になり眠気に襲われているまさにその瞬間に、気になっている異性から電話がきたというだけで目が覚めてしまう経験はありませんか?

そういう経験がなければ、今あなたが宝くじに当選したことを想像してみてください。きっとドキドキするでしょう。また『憧れのあの人」に握手してもらうとかいったことを考えてみてください。

わたしは10年ほど前に、東京港区の麻布十番にあるカフェのテラス席のベンチでコーヒーを飲んでいるとき、ふと上を見上げた時に帽子をかぶった女優の「榮倉奈々」さんを発見してしまった時に心がウワつきました。周囲の人が気づいていなかったので余計にドキドキしたことを覚えています。

そうなんです。現実はあなたの認識が変わるだけで一瞬で変わるのです。ここでいうあなたの認識とは、「あなたがあなたをどう認識するか?」ということであり、あなたのあなたに対する認識は、あなたのレッテル(肩書・自己紹介)を変えるだけで一瞬で変化させることができるのです。

あなたのレッテル(肩書・自己紹介)が、あなたのスイッチを入れることができれば、あなたはその瞬間に変わります。本教材ではあなたにあなたのレッテル(肩書・自己紹介)をつけるための教材ですが、あなたが本教材にまじめに取り組むことで得られる効果は、まさに「人生を変える」ほどの可能性を秘めているということを是非とも自覚してほしいと思っています。

もし無視したら?

もしあなたが本教材のアドバイスを無視すれば、あなたは「こんなはずじゃなかった」と人生のどこかのタイミングで後悔することを覚悟する必要があります。

医者、弁護士、一部上場企業に勤めるエリートの多くが「こんなはずじゃなかった」という疑問をぬぐえずにいます。

「このままでいいのだろうか?」という疑問に、人生の節目節目で襲われては無視するということを繰り返しているうちに、そういう疑問すら感じない不感症体質になってしまうのです。

もちろんやるべきことを(今回であれば肩書や自己紹介)やらずして、臭いものには蓋をするの精神を貫くこともできます。しかし臭いものに蓋をすることは問題を解決することではないので、いつか必ず「こんなはずじゃなかった」という気持ちが再燃する時がやってきます。

あのマザーテレサですらそうでした。「神を信じることができない」というマザーテレサの悲痛な気持ちが世界中に告白されたことで、キリスト教会界隈は大騒ぎになりました。

あなたがどんな宗教・価値観を信じているか(もしくは信じていないか)わかりませんが、その価値観はおそらく他人から人生のいつかのタイミングで植えつけられたものだと思います。他人から植えつけられた価値観は、いつか疑念に変わり、肯定しようとすればするほど、疑念の気持ちの方が強くなるでしょう。

あなたが「こんなはずじゃなかった」という気持ちからオサラバするもっとも簡単な方法は、あなたがあなた自身の手でレッテル(肩書・自己紹介)を貼り、そのレッテルに沿って人生を生きることなのです。本教材は「こんなはずじゃなかった」という人生からあなたを解放するためにあるのです。

最後に

あなたの肩書・自己紹介を人生で一番多く聞くのは、まぎれもなく「あなた」なのです。

ですから、あなたが肩書・自己紹介によって大きな効果を出したいのであれば、、、、他人よりもまず先に「あなた」がワクワク・ウキウキする肩書・自己紹介を発見することを最優先すべきです。

なぜならば、あなたが自信をもって口に出せないような肩書は、他人を振り向かせるどころか、他人を遠ざけてしまう残念な結果を招いてしまうからです。

あなたの肩書・自己紹介で、まずはあなたの心のどこかに隠れているスイッチを押しましょう。そして他人の心のどこかに隠れているスイッチを押すことで人生に変化をもたらすのです!!!

あなたがスイッチを押す回数が多ければ多いほど、あなたの人生の変化も大きくなります。そう考えると、人生を変えるためにやるべきことは、自分と他人のスイッチを押すことなのです。

恋愛でも、友情でも、夫婦関係でも、ビジネスでも、政治でも、社会を構成するのが人間である以上は、スイッチを押すことの重要性は、何度繰り返し強調しても足りないほどに重要です。

ITテクノロジーが普及するにつれて、マニュアル通りにしか活躍できない人間が増加しています。その結果、カラオケの点数が高ければ歌手になれるとか、婚活アプリで相性を数値化してもらわないと行動できないロボットのような人間が増加しているのです。

今後ロボットのような人間は、AI技術によって仕事だけでなく存在価値すらも奪われていくでしょう。もっと人間らしく、もっと感情豊かに生きていきたいなら、、、、是非とも本教材をフル活用して心躍る「肩書」や「自己紹介」を創り上げてください。

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