キーワードリストを洗練させよう!

小学生の時、校長先生の長い話が嫌いでした。大人になって覚えている校長先生の話は、残念ながら一つもありません。

感動的だったはずの卒業式で、担任のあの先生がわたしたち生徒に捧げてくれたはなむけの言葉ですら、あまりよく覚えていません。

校長先生だって「明日の朝礼、、、全校生徒の前で何を話そうかな・・・・」と頭を悩ませたはずなのに、、、、、あの担任の先生だってもしかしたら卒業式の2週間くらい前からはなむけの言葉を考えてくれていたかもしれないのに、、、、、なんて罪深いことをしてしまったのでしょうか???

でも、、、、やっぱり思い出せないのです。きれいサッパリ忘れてしまっています。なぜ?忘れてしまったのでしょうか?

忘れられないスピーチ

忘れられるスピーチが多い一方で歴史に残るスピーチというものもあります。この教材でも何度かご登場いただいているカリスマ起業家であるスティーブ・ジョブス氏は2005年、スタンフォード大学のお卒業式で、多くの人にとって忘れられないスピーチをしました。

このスピーチについて詳しく説明することはしませんが、このスピーチはとても記憶に残るのです。記憶に残る秘訣はいくつもあるのですが、もっともシンプルな秘訣は、『これから3つのストーリーを話します。』と宣言していることです。

そして3つそれぞれのストーリーには、わかりやすいタイトルがついています。(かつ、とても魅力的であることに注目!)

1つ目、『点と点を結ぶ(connecting the dots)

2つ目、『愛と喪失(love and loss)

3つ目、『死について(about death)

そしてスピーチの冒頭で「これから3つのストーリーを話します。」と宣言しているがために、2つ目の話が終わった長い沈黙の間ですら、スピーチが終わったと聴衆が勘違いすることはありませんでした。

勘のいい方ならお気づきだと思いますが、今回の講義で解説したいのは「カテゴリー」についてです。

カテゴリーが肝

あなたが情報を発信する時、カテゴリーがわかりやすいか?それともわかりにくいか?ということは、聴衆の情報に対する理解度に大きな差を生み出します。

読者のために

あなたが興味深いブログを発見し、「別の記事も読んでみようかな。」と思って目を移すのは「カテゴリー欄」ではないでしょうか?

わたしは整理された情報が好きです。ですから無秩序に情報をぶつけられるとイライラしてしまいます。例えば、ある人がわたしに「一つだけいい?」と話しかけてきて、いざ話を聞き始めるといつまでも話が終わらないということがあるとウンザリします。

そのような時、わたしは心の中で叫ぶのです。「1つだけじゃないじゃん。2つ、3つ、、、、もう5つ目じゃないか」と。

人の集中力は長くは続きません。学校の授業にだって1コマという区切りが設けられているではありませんか。ですからあなたが情報を発信するときも、発信する情報をなんらかの形で区切る必要があるのです。

あなたのために

情報を区切るということは、情報の受け手だけではなく、情報の発信者にとっても重要なことです。

例えばわたしが本教材を執筆する時点で、すでに全体の構成は決まっていたのですが、それは読者のためであるだけでなく、自分のためでもあったのです。

いつ教材の執筆が終わるか、まったく想像ができないという状況で執筆するのは辛いことです。終わらないマラソンを走ることを想像しただけで怖いのはわたしだけじゃないでしょう。

あの漫画『ワンピース』の作者、尾田 栄一郎氏や、漫画『進撃の巨人』の作者、諫山創氏ですら、ラストイメージしながら書いているそうです。

もちろん漫画「HUNTER×HUNTER」の作者、冨樫義博氏や、大人気小説家の村上春樹さんのような大天才であれば、全体像をもたないまま「登場人物に勝手に暴れてもらう」ことを楽しみながら物語を創り上げるということができるようなのですが、、、、今のところわたしには大天才のマネはできそうもありません。

ですから大天才ではないことを自覚する場合には、読者のためにも、自分のためにも、わかりやすいカテゴリーを考えることが必要なのです。

キーワードリストを分類しよう!

これまでの講義をマジメに受講し、「やったほうがいいですよ。」ということをすべて実践した方であれば、あなたの手元には「キーワードの一覧表」があるはずです。

さて、無秩序にキーワードが列挙された「キーワードの一覧表」を、カテゴライズすることによって秩序あるものにしていきましょう。

わたしがいわんとしていることはわかるはずですが、多くの人はいざキーワード一覧をカテゴリー分けしようとすると、手が止まりこう思うはずです。

「さて、どうやって分類しようか??」と。

前回の講義でも説明ましたが、分類の仕方は色々あるのです。前回の講義では、『離婚』という情報をどのように切り分けるか実例をもとに解説しました。

もう一度おさらいしておくと、『離婚』というテーマを分類する切り口は、『テーマ』、『性別』、『目的』、『プロセス』など多種多様でした。

またあなたが今学習している本教材にだってカテゴリーがあります。「1.はじめに」、「2.情報発信における成功の公式」、「3.魅せる自己ブランディング」のように分類されていることは一発で理解できると思います。

さて、大事なことなので繰り返し質問します。キーワード一覧をどのように分類するのが、正解なのでしょうか?あなたはどう思いますか?

唯一無二の正解はない

実はキーワードリストの分類のやり方は、あなたが「情報発信で達成したいこと」(つまり目的)によって変わってきます。

パターンその1)教材

本教材のように、他人に何かを学習してもらうことを目的としている場合、『プロセス』で分類するのが適しているでしょう。

1つ目に学ぶことはコレ、2つ目に学ぶことはコレ、といった具合に、学習したほうがいいテーマを洗い出し、それらを学習する順序に並び変えるのです。

パターンその2)会員募集

ブログで集客した人に対する目的が1つであれば(会員募集、資料請求、メルマガ登録等)、カテゴリーは読者にとってわかりやすければ、どのようなものでもいいでしょう。

例えばあなたが離婚カウンセラーであり、「まずは無料メルマガ会員を集めたい」と考えているとします。

そういった場合は、離婚問題に悩んでいる方にとってわかりやすいトピックでカテゴリーを分類するのがいいでしょう。例えば「慰謝料」、「養育費」、「財産分与」などカテゴリーを分類することなどが考えられます。

パターンその3)商品の紹介・販売

情報を発信する目的が「商品を売る」ということであれば、販売する商品毎にカテゴリーを分類するのもいいでしょう。

例えば、わたしが過去に運営していた離婚情報を提供するブログのカテゴリーは、「離婚したい」、「離婚したくない」、「基本知識」といった具合でした。

そして「離婚したい」というカテゴリーに含まれる記事では必ず「離婚するノウハウ」を紹介し、また「離婚したくない」というカテゴリーに含まれる記事では必ず「離婚を回避するノウハウ」を紹介し、さらに「基本知識」では「離婚であなたのマイホームはいくらになる?」という話を切り口にして「不動産の無料査定」をおススメしていました。

以上、代表的な3つのパターンについて取り上げましたが、大事なことは「読者にとっても、あなたにとっても、わかりやすいカテゴリーにする」ということです。

わかりずらいカテゴリー

わかりずらいカテゴリーをつくると、情報発信の途中で情報発信者ですら、わけが分からなくなってきます

ノープランで情報発信をスタートさせた人の多くが、情報を発信する過程で「1つずつカテゴリーを追加する」とか、「その他」というカテゴリーをつくることで複雑さを回避しようとするのですが注意が必要です。

なぜならば「1つずつカテゴリーを追加する」ことを繰り返した結果、カテゴリーが10、20個と増殖するハメになり、読者にとってもあなたにとっても混乱の種になってしまうからです。

また「その他」という、いわば「なんでもあり」のカテゴリーを追加すると、読者にとってもあなたにとっても「その他って何?」という混乱を生み出す結果になるので注意が必要です。

わかりやすいカテゴリー

今度あなたが飲食店にいくとき、是非とも、メニューを再確認することをおススメします。

飲食店のメニューはどこであっても、前菜、スープ、メイン、デザート、ドリンク(アルコール or ノンアルコール)、などとわかりやすく分類されているはずです。

もしくは、「ランチメニュー」のAセット、Bセット、Cセットのように、短時間で注文することができるような工夫も、目の当たりにするでしょう。(もしセットを準備しなかったら、いつまでもメニューを決められない優柔不断な客に、繁盛店ほど混乱させられるはず!)

最後に

今回の講義で紹介した考え方を参考にして、あなたの血と汗と涙の結晶であるキーワード一覧を、さらに洗練させてみましょう。

大事なことは、商品・カテゴリー・キーワードの関係性をハッキリさせることです。

今回の講義の話がよくわからなければ、1つの商品に1つのカテゴリー、1つのカテゴリーに複数のキーワードという関係性を徹底させることを強くおススメします。(例:「離婚したい」カテゴリーに「離婚したいノウハウ」、「離婚したくない」カテゴリーに「離婚回避ノウハウ」といった具合に。)

実際に情報を発信する場合には、基本的に1つのキーワードに1つの記事が対応します。ですから100のキーワードを発見したら、100記事投稿するというイメージです。

情報発信に失敗する人ほど、情報を発信している最中に「自分が何をしたいのか?」がよくわかっていません。具体的には「この記事の最後で、読者に何を提案するのか?」ということが、驚くほどわかっていないのです。

ですから頑張って記事を執筆し、その記事を読んでくれる読者を獲得したにも関わらず、記事の最後で「他の記事も読んでくださいね。」という漠然した提案しかできず、結果としてせっかく獲得した読者は二度とブログに戻ってきてくれないのです。(残念すぎる!もったいなさすぎる!)

記事を全部読んでくれる人は稀です。インターネットでの情報発信の場合、ほとんどの読者は「サッと」としか情報に目を通してくれません。

そのような状況ですから、「で?何をすればいいのですか?」とツッコんでくれる読者すらいないということは肝に銘じるべきです。

黙ってブログ・ウェブサイトから去られて「さようなら」すらいわれない、、、、当然結果もでない、、、、という悲惨な状況に陥らないために。。。。↓↓↓↓

アドバイス:まとめ

読者の立場になれるように努力しましょう。

そのための情報収集を惜しまないようにしましょう。

読者の具体的な『状況』を理解しましょう。

『状況』から『キーワード』を想像しましょう。

そして『キーワード』が実際に読者に使われているか検証しましょう。

さらに「キーワード一覧」が完成したら、そのキーワード一覧を「読者にとっても、あなたにとってもわかりやすい」カテゴリーで整理しましょう。

あなたの手元に、カテゴリーで整理された『洗練されたカテゴリー一覧』があれば、あなたが「情報を発信する」ことに集中できるはずです。

キーワードが100個なら100記事、1,000個なら1,000記事かけばいいのです。1記事書くペースだってあなた次第です。早く成功したい方は限界まで自分を追い詰めればいいし、そうでないという方はマイペースで頑張ってください。

さて、巷でよくある教材であれば、次にあなたに指南することは「どうやって記事を書くのか?」という具体的なノウハウでしょう。しかし本教材はあくまでも「情報発信の企画書」を作成するための教材です。ですから細かいノウハウには立ち入りません。

本教材では細かいノウハウに立ち入らない代わりに、もっと大事なことを伝授します。それでは次回は、Module6でお会いしましょう!

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